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2008,10,18, Saturday
初の試みとして、先行モニター販売をしてから一ヶ月半。まだ全ての集計が終わったわけではありませんが、当初の目的のひとつ、本発売前にK2F142の客観的な姿を知る、ということは出来たように思われます。
その間、作動不良等も無く、予定通り本日にも順次、御注文いただいたお店にお届けできることになりました。 協力していただいたモニターさん、テスターさん、ありがとうございました。 ところで、今回のアンケート結果については、皆さんの参考にもなるはずなので、モニターさんに迷惑を掛けない範囲でお知らせしたいと思います。 お聞きしたかったアンケート内容は、使用ロッド、ライン、リーダー、タラシ長さ、体感上の飛距離と深度など、主に使用感についてでした。事前にテスターさんと一緒に数値的なことは把握していたつもりですが、はたして実際はどうなのか?ということです。 まず、飛びについて。これは道具全般と各ルアーマンのスキルに寄るもので一概に何メートルと表示するのは目安に過ぎません。またメーカー側からキュウキョク(私はまだこの言葉は使ったことがない)の飛びとか宣伝したところで、百の品々に埋没してしまいます。そこで、これからしばらくモニターさんの言葉をそのまま使わせていただきます。(私の言葉は一切入っていません) ◆愛知のKさんは…空気の床を滑っていく感じです。逆風時についても、風の無いパイプに入っている感じでいいですね。 ◆大阪のHさんは…絶妙のバランスでキャストストレスが全くない点に驚きました。このサイズのルアーでここまで安定した飛行姿勢を保てるルアーは他にないと思います。… ◆高知のOさんは…釣行した日は向かい風でした。それでも60から70メートルは飛んでいたと思います。フローティングでは今までに経験のないルアーだと思います。… ◆神奈川のTさんは…若干の向かい風の中ですが、ものともしない爽快な飛びでした。リールの巻き取り回数から、平均75メートル前後といったところ。… ◆千葉のSさんは…◇◇や◇◇でどうにか届く岩の間に無理なく届きました。というか、その岩を越えてしまい危うくK2Fをロストするところでした。また逆風時に投げてみてビックリしました。… ◆東京のKさんは…「重さで飛ばす感」がとても低く、飛行バランスの良さで飛んでいくスマートさを感じました。今まで◇◇が一番飛ぶかな、という意識でおりましたが、それよりも無理なく、さらに遠くへ飛んでゆく気持ちの良さがありました。… ◆福岡のOさんは…投げると、どこまでも小さな丸い形のままで飛んでゆく。… ◆和歌山のNさんは…14センチのルアーではずば抜けて飛びますね。安定した飛行姿勢を供給するシビアなK-TENシステムに感動しました。… 以上、モニターさんの代表的な言葉を使わせていただきました。中には私には書けない表現もあります。 もちろん、良いことばかりではなく、モニターさんの中には、飛ばないという方こそいませんでしたが、普通だという方もいました。また、姿勢が乱れたという方も。 そこで、考察です。上に挙げた報告例の大半と、上位数値を報告された方々には、ある傾向のロッドとライン(PE2号前後、ナイロンは後述)を使われている方々でした。リールもそれに見合ったものです。 傾向を平均的にまとめると、長目の10から12fで、ルアーMAX表示40から50グラム以上のロッドを使用されています。MAX35グラムだと11f以上ないとパワーを乗せづらいようです。(MAX28グラム表示でも胴に乗せることが出来れば飛ぶロッドもありましたが、スキルが必要です。) 中には短めのロッドで70メートル台の方もいますが、それもご本人のスキル次第です。全体では短いロッドだと報告に約20メートルのバラツキがありました。最近のロッドは、適合ルアー負荷表示が幅広いのですが、実際に投げてみるとMAXの半分プラス程度の重量が(振り切って飛ばすには)丁度良いことが多いようです。それと稀に中堅メーカーに表示通りのものが存在します。 全般に強めのロッドを勧めるようなことになりましたが、釣り味を求める方もおられるのは承知しています。ここはK2F142に限っての飛びについて考察する場なのでお察し下さい。… ( > > > 続きを読む)
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2008,09,17, Wednesday
K2Fのテスターさん達には、一通り説明してからルアーをお渡しした方と、ほとんど説明をせずにルアーを使って貰っている方がいます。まず、双方の率直な感想を聞きたかったからです。
元来私は、雑誌等で、このルアーはこう使え、というような言い方は努めて避けてきました。聞かれれば自分はこう使うといった程度です。なるべく先入観を植え付けたくなかったことと、基本的にはルアーの使い方は自由という考えでした。付き合いのあるテスター、モニターさんはベテランなので、任せっきりが許されたということもあります。 後で、使い方を聞くと、ユニークな使用法があったりして楽しみでもあります。 しかし、K2Fのような見掛けはともかく中身を一新したルアーの性質についての説明は、余計なお世話と知りつつ、話しておくべきとも考えます。 漸くスズキ(青物)の季節が巡ってきた昨今、K2F142のアクション面での主コンセプトを明らかにしておきます。 既にテストでK2Fを投げた方は、リトリーブ抵抗が外観のイメージからすると異様に軽いことを感じられていることでしょう。集まりつつあるアンケートにもBKF115並みの抵抗感、リップ付きなのにリップレスを引いているみたい、慣れれば快適、とかの声があります。 つまり、K2Fは意識してルアーのテンション(リトリーブ抵抗)を低く設定してあります。 ![]() 力学の法則から、ロッド即ち手元に感じる力と、ルアー自体に掛かる力は比例します。引いたとき重く感じるルアーは当然ラインが張ります。(図)反対に抵抗が軽いルアーはラインが緩んでいることになります。 抵抗感が重いか軽いかは、ルアーの大小、太細、泳ぎの大小、表面デザイン、リップの角度、面積等(ひとつだけヒミツ)で決まってきます。だから、経験者はルアーを見ただけで大体は予想出来るはずです。 K2Fはそのあたりを突き詰めた結果、ルアーが大きくリップ付きのメリットを持ちながら、辺りの水に与える影響は(側線刺激等に関わる)一回り小さいルアーと同じになったのです。 大きくて小さい。これが何を求めてなのか、あるいは何が変わるのか? メリットとしては、例えば硬いロッドティップでもラインは緩んでいるのでPEでもナイロンでも食い込みが良い。性質として遠方での挙動が安定する。(意志に反して急潜行なんてことがない。)また、魚の死角からルアーが近づいても驚かせることが少ない。 複雑な流れの中ではルアートレース(コース取り)が高抵抗タイプとは泳層を含めた三次元で変わる。今まで微妙に通っていなかったところを通る。 デッドスローや、漂わせて探るときの挙動が変わる。 着水させた瞬間に空中に残っているラインと風を利用して、コース取りを工夫出来る。(普段はサイドライナーキャストでその影響を最小限に留めるべき) 長時間引いても疲れず、ラインの消耗が少ない。根掛かり回避性に優れる。などがあります。 すべて、より積極的に、果敢に攻めることを可能にするための性質です。… ( > > > 続きを読む)
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2008,09,07, Sunday
モニターさんからK2Fの使用報告が集まりつつあります。
今回は、問題と思われる幾つかの点についてお話しします。 まず、当初、一本しかお渡しできないので、タカ切れの恐怖から思い切ってフルスイングできない、との嘆きを頂戴しました。 確認のため、身近な友人に、一本だけ、これしか無いと言って投げて貰うと、心のブレーキが働いてしまい、目の醒めるような飛距離が味わえないようでした。 これは酷な話です。スミマセン。 ![]() でも、投げ続けて、徐々にパワーを掛けることに慣れてくると、ルアーに対する印象はどんどん変わってゆくはずです。(いきなりフルスイングよりリスクは減ります) それと、使用ロッドの件ですが、ロッドパワーに余裕があるロッドで、ライナーキャストするほうが、簡単に飛距離が伸びます。逆風が強くなるほど差は開きます。ロッドメーカー各社、ヒラスズキ向きと銘打っている以上のパワーが望ましいと思います。 ( > > > 続きを読む)
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2008,06,18, Wednesday
仲間やテスターさん達の協力もあり、K2Fの熟成は終盤に差し掛かりました。彼等には、少ないプロトを使い回しして貰い、色々と不便な思いをさせてしまいました。気兼ねなく投げられるまでもう少しです。
これまでのフィールドは、ほとんど磯場中心で、たまに汽水の河川、外洋が難しいとき内湾を選びました。これからは漸くシーズンインしたシイラや青物も試さなくては。 ![]() 昨日は久しぶりに堤防でチェックです。透明度の高い広い港がなかなか見付からず、午後3時からテスト開始。堤防からしか出来ないことをやります。 それは、50メートル先のルアーの挙動をジックリ見ることです。普段、目の前でルアーの動きを見ますが、着水直後から10メートルのルアーを見続ける機会はあまりないものです。大切なのはむしろ此方です。 ナイロンほどではないにしろ、PEでもルアーを手元で見るイメージとは、かなり異なります。(ジグの場合は全く別物)だから、一人が堤防に沿うように投げ、引かれるルアーをもう一人が歩いたり、走ったりして、追い掛けてチェックします。投げる方に名手を選ばないと怖い思いをします。できれば、潜って下からも見たいところです。(昔はけっこうやった。磯でもサラシでも。美ら海水族館ぐらいの設備が使えれば最高なんですけど。) 港の縁には車止めの突起があるので、何度も繰り返すと、たまに蹴躓いて落ち掛けたりします。
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2008,04,03, Thursday
高知空港に着いた時、東京より冷たい風が吹いていました。釣りのほうは一抹の不安がよぎったものの、過去、このようなときにも魚を出せたことがあり、さすが四国と唸ったものでした。
しかし、今回は一日目のベタ凪と、二日目の雨に祟られて、磯スズキはバイトが数回あっただけで終わってしまいました。東京で寒の戻りがあったという前日のことです。 それでも、こういう時なりのジックリとしたテストや、意見交換もできるので、収穫は多いのです。それに、夜は、ご無沙汰しているテスターさんや友人達との懇親会もありました。
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2008,03,24, Monday
ルアーテスト場所として選んだのは五島列島。航空券を買ってから聞いた週間予報では連日ベタ凪。意気消沈して、前日の予報は見なかったぐらいでした。
それが、飛行機に乗ってから、あれよあれよという間に低気圧が巨大化、着陸が危ぶまれるほどに。一気に波高五メートルの予報になったのです。 今回、テストに参加してくれたのは、五島出身の都々木さん(山松木)、福岡からはエキスパートの大森さんと野辺さん(福岡SEAPARADISE)。それとTHの広報junjun。 事前にjunjunから、シケマンこと都々木さんの案内だから大丈夫とは聞いていたものの、本当に予報を無視して荒天を呼び寄せるとは、私、ビックリ。でもこれ、チョット吹き過ぎじぁーないの?(^^;)。 ヒラスズキ釣りにはチョーありがたい、シケマンのジンクスだけど、一緒に船はカンベンです。 翌朝早起きというのに、釣行前夜はいつも釣り談議で深酒してしまうのはお約束。三時間ほど寝て、イザ。 ( > > > 続きを読む)
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2008,02,29, Friday
房総一周行300キロから今、帰宅しました。今日は予報が良いので(ヒラ)、Mさん達、たぶん釣れているだろう、と様子を見に車を飛ばしました。ついでにリップをイジッタK2F142を試すため、ヒラ道具一式持っていきました。 海は良さそう。ありゃ、二人がいない。風が強すぎて移動?携帯もつながらない。とりあえず、ウエットを着て……ナイ、磯タビがナイ!磯ブーツしかナイ。 しかたない、ウエットに磯ブーツ?カッコワルイし危ない、本当はやっちゃダメです。案の定、水が入って足が動かない。やめときゃいいのに、目の前にヒラが居るとなると、つい無理をしてしまいました。 ( > > > 続きを読む)
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2008,02,23, Saturday
せっかくの土曜日。春一番を食らってしまったルアーマンには、申し訳ありませんが、待っていた二十メートル以上の強風下のテストが、やっと出来ました。南房総の先端付近では、隠れテスターのM氏にお願いしてありました。連絡がきて、使える、比較テストもクリヤーとの心強い報告を受けました。ありがとう。私は、問題解決のため自宅近くの海で試してみました。さすがに、この強風では風の息を測ってスーパーライナーで投げないと、ニュータイプの重心移動システムでもキツイ(^^;)。砂漠の嵐のような風の中でルアーなんか投げていると、誰も見ていないからいいようなものの、アホにしか見えないはず。, 荒れた海面に、いち早くルアーが噛むかチェックして、ロッドを換える。最近流行りの硬調ロッドだと飛行姿勢の安定にコツがいるようです。今後の課題です。元々、空気抵抗を受けやすいバナナ型であっても、設計前にオープンカーを利用した空力テストで導き出したシェイプは、この強風下でも突進をやめない。(横からの突風はフローティングの限界か)一安心しました。 セルテートの水抜き穴から砂が入り込みそうで、課題クリアーを確認して早々と引き上げました。帰宅すると、地植えした三年物のゴールドクレストが根元から折れて倒れていました。(-_-;) ( > > > 続きを読む)
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| 次世代K-TEN K2F::142-Fテスト等 | 10:56 PM | comments (4) | trackback (0) | |








