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バキュームキッス…自選エッセイ集より【20】
 ルアーマンは、フッキングの瞬間に声をあげるときがある。思いつく所では、ヒットォー、ヨシッ、クッタァーとか、人それぞれだ。バス釣り育ちだと、フィーッシュとかフィッシュオンとかも加わる。
 中には、いきなりバレナイデーと叫んだりする人もいる。私だと、ほとんど無言だが、餌釣り出身のせいか、たまにノッターというときがある。
 昔、TVで若いバスプロが、フィッシュ、フィッシュと連呼していたのを初めて見たときは、あまりの違和感に目が丸くなったものだ。訳すと、魚、魚と叫んでいるのだから、聞き慣れるのには時間がかかった。
 フィッシュオンというほうは、万国共通で魚が乗るという感覚があるらしく感心した。
    ◇問題
 魚がルアーを食おうとして、フッキングする、ごくわずかの時間にラインから伝わる情報は、分析を拒む程の量がある。 熟練するのに従って、一瞬にして本物か根がかりかを判断できるし、感覚の研ぎ澄まされたときなどは、サイズすら判ってしまう。
 そして、相手の魚もまた一瞬のうちにシマッタコレハホンモノデハナイと察しているはずだ。問題は、これの少し前、魚がルアーを食おうとするところだ。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:11 AM | comments (2) | trackback (0) |
リリースと食べること…自選エッセイ集より【19】
 近頃ではリリース談議が落ち着いた感があるが、あえてここで取り上げてみたい。
 釣った魚をどうするかは、大きく分けて三つの方法がある。①全部リリース。②全部キープ③リリースもするが、食べることもある。あなたはどれだろう?
 私は常々リリースについて質問を受ける度に、放すことも食べることも大切、と答えてきた。つまり③ということだ。                                                         ◇実際
 もちろん、リリースや食べることの比率は、ルアーフィッシングに限っても魚種や状況によって様々である。限りなく①に近づく場合もあれば、すべて②になることもある。
 例えばスズキでいうと、外洋の岸からのスズキならキープ率は高くなる。私で三割ぐらいか。(現在は一割未満)これが東京湾などの内湾だと、放すことが多くなる。理由は簡単、外洋でスズキを岸から狙っても、全体の魚体数に影響するような数は滅多に釣れないことと、食べることを考えると内湾のものよりウマソウに見えるからだ。
 ただし、魚がいる場所まで、こちらから近づける手段(ボートなど)が強力になればなるほど、リリース前提の釣りになる。それは、外洋、内湾を問わない。 ボートで釣りをすると、たまに不安になるほど多数釣れることがある。そんな時は釣れないルアーにチェンジしたり、出来るだけ少数でも楽しめる方法をとる。仲間内では、まだ釣れていない人が何事にも優先され、なるべく全員にヒットが得られるようにしている。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:53 AM | comments (2) | trackback (0) |
流体の非科学…自選エッセイ集より【18】
 購入したルアーの動きを、まず自宅の風呂場で確かめた人も多いだろう。これが自分でルアー製作までする人であれば、プラグと一緒に風呂に入って小一時間過ごしたことも一度ならずあるはずだ。
 大人がオモチャに興じるようにルアーと入浴している様は、どう見ても頂けないが、こんな時にこそ、アイデアが閃いたり、様々な思いが駆け巡るものなのだ。 だから私もつい長湯になって、のぼせて倒れかかったことも幾度かあった。
   ◇ルアーを知る
 ルアーは水と空気という流体に関わるものだ。その二種の環境を等分に行き来して、時には八十度を超す車のトランクに押し込められ、直後に水で急激に冷却され、たまに生物に噛まれるばかりか、錨の代わりに使われて、地球との無謀な引っ張り合いを強要される。
 さらに、投入して着水までは尾部を先頭に空気を切り裂いて、安定した高速移動を要求され、水中では進行方向を反転し、頭部を先頭に今度は適度にバランスを崩しながら振動していなくてはならない。それも一度どころか一生同じサイクルを繰り返せる根性まで試される。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:02 AM | comments (4) | trackback (0) |
リスクについて…自選エッセイ集より【17】
 「スポーツは健康を害する」とかいう説を唱える学者の意見がマスコミを賑わしたことがあった。曰く、スポーツを日常的に行う者の平均寿命は、そうでない者と比較して短い云々、とかいうものだった。
 統計を取れば、そうなるらしい。スポーツ選手の例を取り上げて説明されれば、一般人の我々以上に骨折や身体の故障が多いのは当然であろう。長生きしたければ、散歩と健康体操ぐらいにとどめておいた方がいいそうだ。   
 そうした説にも一理あるが、時々巷間に現れる健康に関する説には失笑を買うものがある。
 タバコを一本吸う度に破壊されるビタミンの数は何㍉㌘で、脳細胞は何千個ずつ減り続ける、などとあった。
 計算してみると、私の身体の中のビタミンCはとうに枯渇して、脳細胞は残り僅かということになる。
 その他には、コーヒー、酒などを過飲し、寝不足等、習慣化すれば、それぞれ寿命が何年縮むとある。それらを全部足してみると、やはり私はとっくに死んでいるのであった。
 そう言えば、心臓の鼓動数は一生涯でほぼ決まっていて、寿命の要因になっている、というのもあった。スポーツどころか、うっかり恋も出来ないということだ。
 それらの説に異を唱える気はないが、人間はもっと総合的な生き物だ。健康だけでも、金だけでも、独りでも生きてはゆけぬ。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 08:07 PM | comments (0) | trackback (0) |
ヒラスズキありのまま…自選エッセイ集より【16】
  四年前(95年)、魚が好きで堪らないといった感じの海洋生物の研究者と会う機会があった。彼に、あるヒラスズキの事を話したら、笑われたことがある。
 話が佳境に入り、私はつい、同魚種でもたまに性質どころか性格が異なるものがいる、と断言してしまったからだ。
 魚の研究者にとって、スズキはスズキであり、ヒラメはヒラメだ。分類学上、頑固なヒラスズキⅡとか、ほとんどマルのヒラスズキⅢとかはいない。
 当日は研究所で飼っているスズキ、鯛、ヒラメをはじめ、実に多くの魚の生態や餌付けを見せてくれた。どの魚も飼い慣らされたコイのように人に寄ってくる。カレイなどは愛嬌さえ振りまきそうだ。まさしく研究者の言うとおりの魚たちだった。
 私が知るヒラスズキはこんな食い方をしない、と言ったらまた笑われた。それでも研究者はやはり同好の士、私の話す魚に強い興味を持ってくれた。そこで、後日、「スペシャルヒラ」を持ち込むことを約束した。 ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:11 AM | comments (2) | trackback (0) |
異国の釣り師と……自選エッセイ集より【15】‐S
 今まで、国内の釣行記は幾つも専門誌などに発表してきたが、海外での経験を話したことはなかった。(96年時点で) 理由は様々だが、主に私の志向が、リゾートのガイド付きの釣りとは離れているせいだろう。
 そこで、今回は、大物の話はともかくとして、印象深かったアメリカの釣り人達との交遊のひとつを書こう。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:22 AM | comments (0) | trackback (0) |
ギャップ4…自選エッセイ集より【14】
   ◇ギャップ一
 大阪の夜、編集長との泥酔中の約束から始まった、このエッセイだが、本来の私は文章を他人に読まれることが、大の苦手なのだ。
 高校の時、滅多に提出したことがない作文を、突然、ことわりもなくクラスメートの前で、先生に朗読された。いつも最後列に陣取って、授業非参加型のけっして優良とはいえない生徒に視線が集まった。私は、これ以上ないぐらい赤面し、全員が、その内容と私とのギャップに戸惑ったように見えた。
 なにせ、チェーホフの愛について書いてあったのだから。さらに私にとっては、それは感想文の形を借りて、クラスの中のたった一人を相手に、うち明けられない想いを綴ったようなものだったのだ。
 当日、その肝心な相手は、病気で欠席していたことだけが救いであった。
 とにかく、それ以降、私は文章を書かなくなった。年賀状も、母親への返事さえも。もちろん、課題の作文も白紙で提出し続けたが、何故か叱責されることもなく、無事卒業できた。少しはデリカシーのわかる先生だったのだろう。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:42 AM | comments (0) | trackback (0) |
足跡のない砂浜で…自選エッセイ集より【13】‐S
 砂浜のルアーフィッシングでは、ポイントが絞れないとき、しばしば浜の続く限り歩いてしまう。
 ウエイダー姿で何キロも歩いていると、先行者の真新しい足跡を幾すじか見つけた。目で辿ると霞むような遠くに人影があった。
 この足を引きずって、右へ左へフラフラと、立ち止まっては溜息をして、流木があれば腰掛けているのは、たぶんKさんだろう。そのうち、歩幅が乱れて、波打ち際のエグレの前で、後退りしてヒラメか何かをズリ上げた痕跡がある。
 久々の大物かもしれない。足跡を辿って数キロ行くと、やはり、Kさんだった。大きなヒラメを掲げて笑っている。
 月に二十日も通い込んでいると、その足跡さえ見れば誰が居るのか、そして釣れ具合まで一目瞭然だ。私のはと言えば、やたらと一服が多いのが特徴だろう。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:08 AM | comments (0) | trackback (0) |
反マニュアル…自選エッセイ集より【12】
 先月のNZ遠征では、船に十日も乗りっぱなしであったが、荒天に阻まれて三日しか満足な釣りができなかった。
 本命ポイントは外したものの、そこはさすがにNZ、初めて行ったミドルセックスバンク(スリーキングスの先)というところでは、二十キロを超えるヒラマサのスクールに会うことが出来た。
 この遠征は調査目的のため、スタッフは多いものの、メインの釣師は私だけだ。
恵まれているようだが、代わりがいないため、少々のアクシデントは無視して続行する覚悟がいる。今年は、移動中、小さな町で奥歯を一本抜いた。
 そのかわり、有り余る時間と豊かな海のおかげで、釣技や道具を色々と試すことができる。リーダーの太さ長さ、ドラグのこと、フックのこと、ルアーのことなど、より知りたいことは幾つもある。 ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:16 AM | comments (0) | trackback (0) |
衛星から…自選エッセイ集より【11】
 我が愛車が、また海に落ちている。と言ってもナビゲーション画面の中でのことだ。個人向け市販第何号とかの、古い機種なので今のナビにあるような補正機能が無く、百メートルぐらいは走行中の道からズレてしまう。
 東京湾横断道を走ると、当時は無かった道のせいか、自車位置がアタフタと機械らしからぬ動きを見せて愉快だ。都会ではビル群に衛星電波が遮られて用をなさない。
 何故、まだこんなナビを使っているかというと、完璧な盗難防止機能を備えているからだ。ある駐車場でナビなどの盗難事件があったときも、私のオープンカーだけは無事だった。流石に手慣れた泥棒の目は確かだ。
 また、こんなナビでもビル群の無い、見知らぬ土地であれば迷うことはない。その代わり、ナビの無い時代にはあった、旅中の思わぬめぐり逢いや、ハプニングも無くなった。たいてい、目的地に最短で着く。  ( > > > 続きを読む)
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| エッセイ2 | 12:33 AM | comments (0) | trackback (0) |
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